
・開業資金は、自己資金の額がいくらあるのかが重要になってくる、って聞いたけど、いったい何を自己資金って言うの?
・開業資金を日本政策金融公庫へ行ってまったく借りることが出来なかった。
・あとは信用保証協会しか挑戦出来るところが無いので絶対失敗出来ない。何に注意しないといけないのか教えてほしい。
・日本政策金融公庫(こっきん)や保証協会で開業資金を借りたいけど、保証人とかは絶対必要なの?
・すでに個人のローンや借り入れがあったら会社としての開業資金の借り入れはできないの?
・日本政策金融公庫(こっきん)や保証協会以外で開業資金を借りることはできるの?
「融資を受けることができる可能性があるかどうか」だけなら、5分~10分お話を聞いただけでもだいたいは判断出来ますので、まずは無料電話相談をご利用されるのがお勧めです。
「わざわざ時間とってもらうほどのことは無いが、ちょっとしたことを聞きたい」ということでもかまいません。
また、5分~10分の電話をお聞きして、「融資の可能性があることがわかった」あるいは「ちょっとした疑問点がクリアになった」となった場合、それだけで終わっていただいても全然かまいません。
実際半分の方は、「疑問に思っていたことがクリアになったので独力で融資を申し込みが出来そうです。ありがとうございました。」ということで終わられていますので。
いきなりお電話いただければ結構です。
開業資金の融資を受けるに当たって、日本政策金融公庫に対してアピールするものとして、 経歴(職歴)と貯金(≒自己資金)が最も大切で、まずはそれを日本政策金融公庫などの金融機関に対して納得してもらわないと、 創業計画書などを一生懸命書いたとしてもムダです。 しかし、簡単ではありませんが、創意工夫で何とかなるケースもないことはないのです。
自己資金はほとんど無かったにもかかわらず、700万円の開業資金の融資を受けることに成功
★★★ 理容店の開業希望 埼玉県 ★★★
■キャリアは・・・
男性47歳
理容師としてのキャリアが13年なので、この部分はクリア
■自己資金は・・・
貯める努力はしておられるのだが、貯まったと思ったら、そのタイミングで、妻の大病があったり、また、子供が私立にいかないといけなくなって予想外の出費があったり。
数十万円貯めたと思ったら、それがすぐ無くなって・・・ということを繰り返しておられました。
通帳の履歴でもそれは明確にわかります。
毎月の給料の額をお聞きしても、「その年齢とキャリアでその額は少な過ぎるな~」と思うような額。
貯めにくいのはよくわかります。
でも、そんな事情を理解してくれて何とかしようとしてくれる金融機関などあるわけもありません。
それでも、真面目一筋でやってこられた方であるのはすぐにわかりましたので、なんとかならないものか、といろんな角度からじっくり話を聞いてみると・・・
母親が五百円玉の貯金を結構な額やられていることがわかってきました。
日本政策金融公庫の見方でいくといわゆる「タンス預金」ということになってしまいます。
「融資希望している張本人がタンス預金で貯めてきたのでこれを元手に」と言ってもまず聞いてもらえることはあり得ません。
まして「母がタンス預金してるのでそれを持ってきました」などというのでは余計話を聞いてくれません。
しかし・・・
そこをなんとか、ということで、こっきん(=日本政策金融公庫)へ、第一段階として、まず事前に相談して、現状を正直に話した結果、知恵を絞ってアイデアを出していただき、時間をかけてストーリーを考えて「自己資金」という問題についてはなんとか認めてもらうようになりました。
そこまでいくと、創業計画書をどう納得性あるように書くのか(特に集客力については大事なのですが) 自己資金が実質的にはほとんどなかったにもかかわらず、最初の希望額である700万円を無事融資してもらうことが出来ました。
自己資金はゼロ。しかし開業資金の調達を800万円も出来た成功事例
★★★ 金属加工業で開業を希望されていた38歳の男性 東大阪市 ★★★
■キャリアは・・・
元々はまったく別の業界で働いておられたのですが、金属加工業に転職してから、事業所を3つ経験されましたが、トータルでのキャリアは8年もある方。
■自己資金は・・・
「貯金はまったくありません」とのこと。
奥さんと子どもさんが3人もおられて、給与額も明らかに低く、ぜいたくしてないのもかかわらず生活費ですべて消えてしまうという状態。
当然貯金など出来るわけもなく、開業資金を取得するのは到底無理と思われました。
しかし、これまた、お母さまのお金が180万円程度あるということで、(通常、本人の貯金が0では、母にお金があってもまずムリなのですが)、そこはかなり考えて、誰が見ても説得力があるように、絶妙な文書に作り込んで、また口頭でも必死の思いで熱く語り、何とかわかってもらえました。
■結果・・・
当初からの融資希望額だった800万円を受けることができた次第です。
自己資金まったく無しなのに、開業のための資金を800万円も調達出来た、念願のゲームカフェを開業できた成功例
■概要は・・・
ボードゲーム(人狼や人生ゲームのようなアナログなゲーム)が出来るカフェを、東京都立川市で開店したい。ついては、開業資金として800万円がないと、ということで来られました。 45歳の男性です。
■キャリアは・・・
・小学生のころからのボードゲームにのめり込んでしまっており、東京の趣味仲間の間では有名なくらい。
・大学を出られてから、ゲームセンターのスタッフとしてサラリーマン勤め。
しかし、飲食店のキャリアが皆無。
「アルバイトの居酒屋勤務」程度でもあればまだだいぶ違うのだが、飲食店の部類に入る業態をやろうとするのに飲食店の職歴がないのはかなりのデメリット。
しかし、そこはいろいろ考えてアイデアを出して「ゲームセンターで培ったことを今度のボードゲームカフェでどう生かせるか」ということで相当な長文のアピール文面を作りました。
■自己資金は・・・
・給与が入ったばかりなんで、通帳に30万円があるということでしたが、それは「貯金」とは言わないので困った状態に。
・熊本の実家にいるお母さまは、ご自身で預金通帳に150万円程度は持っていることが確認出来ている、とのこと。
・実の親が持っている貯金は「自己資金」として全然認めてくれない、ということは無いが、その状況と説明のしかたによって、こっきん(=日本政策金融公庫)の解釈のしかた、印象がまったく違ってきます。
ここではなかなか詳しくは述べることが出来ませんが、何とか苦肉の策ともいうべき工夫をして、超長い文で理路整然と文章に書いて、本当は自己資金では無いものを準自己資金として認定してもらい、その上で、今から1年くらい後までの計画数字を緻密に説得力があるように書き込みました。
■結果・・・
希望額の800万円のところを、減額はされましたが、600万円が決定。
「あと200万円が無いと精神的に余裕が持てない」ということで、数年前からわたしが親しくさせていただいていた信用組合に懇願して、かなりの融資書類を書かされましたが、自己資金がほとんど無い状態の中で、何とか「銀行プロパー融資」で200万円の満額融資が決定しました。
「開業時にプロパー融資とはあり得ない。信じられない。」と非常に喜んでいただけました。
わたしは、会計事務所および経営コンサル会社を中心として長年、資金調達支援(融資のサポート)の担当としてやっていました。何年も事業をやっておられる方以外にも、「脱サラして半年後に開業するんです」というような方が連日、開業のご相談に来られるのですが、そい言う方々にある共通項があることに気が付きました。
それは、開業資金は「こっきん」(旧国民生活金融公庫=現日本政策金融公庫)あるいは、「信用保証協会」に行って「開業資金を貸してください」と言えば簡単に借りれるものだと思い込んでいる人が非常に多いことです。
「開業するのに現在まったくお金がないから貸してほしい」なんてアプローチでも、親を保証人に付ければ簡単に借りれる、と思い込んでおられるのです。
「こっきん」や「信用保証協会」をボランティア団体と間違えているんのでは?という方が後を絶たなかったのです。
確かに、銀行へいきなり行って「長年口座があるんだから開業資金を貸してくれ」なんて言うよりはこ「こっきん」や「信用保証協会」の方がずっと借りやすいのは間違いない。でも「足らないから貸してほしい」なんてことで借りれるわけがない。なんせこれらは「公的機関」というだけあってほとんど税金でできているようなもんですから。明確に「返してもらえそうな説得力ある説明」がなかったら開業資金の借入れは難しいのです。
また、「こっきん」や「信用保証協会」のホームページには「創業計画書のサンプル」が載っているので、それをそのままなぞって書いて開業資金の調達に失敗する人も多いことに気が付きました。
また、言う必要のない、余計なことを開業資金の審査の面接で言ってしまって落ちてしまう人も。
また一番多いのが懇意にしている社長に聞いて、そのとおりしてしまって落ちてしまう例も枚挙にいとまがありませんでした。
こういう状況にかんがみ「開業資金において、ちょっとしたことを知らないために大きな損をしている人」をまずは何とかしないと、思ってこのサイトを作った次第です。
わたしのところに訪れたのは藤元さんというつい先月まである中古車売買会社に勤務していたが自分の店を持ちたいということで退職したばかりの方でした。
自分が思っている最低限の店にするためには、2500万円の開業資金の資金調達をしないと開業できない、とのことでした。しかし自己資金が200万円しかないということで、担保は当然なく、保証人もない状態(親御さんは70歳を超えていて年金生活なので保証人になるのは到底無理)。
担保も保証人も用意できないというのは珍しい話ではありませんが、200万円の自己資金額では1000万円を借りるのも無理です。
桑山 「希望額の2500万円が本当に必要なのかどうか一度検討してみましょう。」
藤元さん「う~ん、もちろん今より予算が抑えられたらいいんですけど、でも中古車センター、とうたう限りは中古車は10台は並んでないとカッコつないし、事務所のスペースとかも考えた上で何回も試算した結果がそれですからねぇー、やはりそれくらいは最低ないと・・・」
しかし、そう言われてもやはりなんとか、2500万円もなくても借りれるような事業計画にならないか、2人で額をつき合わせて考えてみました。
事業計画はかなり細かく書いておられるのだが、実際ひとつづつ「なぜこんなところにこれだけの予算が必要なんですか?」と尋ねていくと、必然性のないものが多々出てきました。
どうもこの藤元さん「中古車センターはこうあれねばならない」という考え方が強すぎるようです。極端に言えば、別に店舗を構えなくても自宅兼事務所で中古車売買はできるはず。・・・・本人の理想やポリシーがあるのでそこまでは言いませんでしたが、長い時間をかけて、予算を当初の2700万円から1800万円にまで落とすことができました。で、自己資金がすでに200万円あるので開業資金として1600万円を調達したらいい、ということになります。
しかしやはり、それくらいの額となると、保証人は年収で数百万円以上の人を用意してもらわないと苦しい。それも開業資金の借入先は日本政策金融公庫(こっきん)だけではどう考えてもこの額は無理です。
桑山「保証人は年収で数百万円以上の人はいますか?親御さんはもう70歳を超えておられるので保証人になるのは無理ですのでね。」
藤元さん「そうですかぁ う~ん、ちょっと考えさせてください」
後日連絡があり、当初は嫌がっていた親戚に頼み込んで、あたること3人目でやっと年収800万円の人に開業資金の融資の際の保証人になってもらうことの了承をとりつけたられたとのことでした。
でも、それでも日本政策金融公庫(こっきん)だけでの1600万円もの開業資金の融資を受けるのは無理であるのは明白なので、県の制度融資にもチャレンジしてもらうことにしました。
結局・・・・・
開業資金として、日本政策金融公庫(こっきん)から1000万円 県の制度融資からは1200万円を借りることができました。もちろん事業計画書をかなりしっかり書き込んだことは言うまでもありません。
ポイント
●開業資金を低く抑える工夫をとことんやるべき。
意外と「これだけの額がないと絶対開業できない」と間違った思い込みを持っているケースは少なくない。
●借りれる可能性があるところはたいてい複数ある。
ひとつずつ丁寧にあたってみるべき
「400万円の開業資金を借りれました!」
「えっ!親御さんからですか?」
私は、とっさにそう叫んでしまいました。
「いいえ、親は普通のサラリーマンで定年まで勤め上げた人なんで、事業をやるなんてことにはまったく理解がないので絶対貸してくれませんよ。○○信用金庫からです」
「えっ? っていうことは、しっかりした保証人が用意できたんですね?」
「いいえ、前にも言ったように、親は保証人には絶対なってくれないし、親戚に保証人になってもらう、なんて言ったら親は発狂しちゃいますよ。」
「では、どうしてそんなに開業資金を借りることができたんですか?」
「えっ?忘れたんですか。桑山さんが『信用金庫を片っ端からあたったらいい。』って教えてくれたんじゃないですか!」
それは今から1ヶ月ほど前のことでした。
わたしのところに訪れたのは小池さんという32歳のフリーターの方です。
元アメフト選手らしくてがっしりした身体の方で起業準備のために1年前に会社を辞めたとのことでした。
インターネット上で、飲食店の割引サービスの運営(いわゆる"ぐるナビ"みたいなもの)をやりたい、ということでしたが、思ったより起業準備は進まず、お金も足りなくなって、時々アルバイトをして生計を立てているとのこと。いわゆるフリーターで、起業のために300万円の開業資金を調達したい、とのことでした。
わたし「保証人はありますか?」
小池さん「いいえ ありません」
わたし 「担保になるものはありますか?」
小池さん「いいえ ありません」
わたし 「そうですか それはしかたないですね~ では、自己資金はどれくらいありますか?」
小池さん「そうですねぇ~ 口座に30万円くらいかなぁ」
わたし 「えっ? 300万円借りるのに自己資金が30万円?」
これではどうしようもありません。開業資金として300万円を調達したい、というのは決して多い額とは思いませんが、それでも自己資金が30万円とは。 これではまず貸してくれるところはありません。
「担保になるものを持っている」という状態なんて人は滅多にいないので、それがないのはしかたありませんが、保証人あるいは自己資金のどちらかはないと話になりません。
小池さんは「そうですかぁ どうしてもだめですかぁ~」と言いながらも「事業計画書を作るのだけ手伝ってほしい」ということでA4で10ページにも及ぶものを作る手伝いはしたのでした。
今回はこれを提出しても極めて可能性が薄いことを小池さんも承知の上でしたが、長い目でみて、開業する際に役に立てれば、という思いでした。
仮に、高利の消費者金融から借りるにしたって、フリーターでは絶対貸さないものです。
それから1ヶ月後のこと、久々に小池さんから電話がかかってきたのです。
小池さん「桑山さん、400万円借りれました!」
桑山 とっさに「親御さんからですか?」
小池さん「いいえ、親は普通のサラリーマンで定年まで勤め上げた人なんで、事業をやるなんてことにはまったく理解がないので絶対貸してくれませんよ。○○信用金庫からです」
桑山 「えっ? っていうことは、しっかりした保証人でも用意できたんですね?」
小池さん「いいえ、前にも言ったように、親は保証人には絶対なってくれないし、親戚に保証人になってもらう、なんて言ったら親は発狂しちゃいますよ。」
桑山 「じゃあどうして借りられたんですか?」
小池さん「えっ?忘れたんですか。桑山さんが信用金庫をあたったらいい、って教えてくれたんじゃないですかぁ!」
ああっ、そう言えばたしかに
「開業資金でも、地方銀行や信用金庫から稀に無担保無保証で借りれる場合があるので、片っ端から当たったら可能性は 出てくるかもしれませんね」とは言った覚えはありました。
「だからダメもとで当たってみればどうか」と、続けたのもはっきり思い出してきました。
しかし、本当に可能性があると思ってそういうことを言ったのではありません。
小池さんが開業資金調達で何とか方法はないのか、となかなか帰ろうとせず、粘りに粘ってきたので「もう手はありません」とは言いづらく、まさに「気休め」で言ったにすぎなかったのです。
(われながら、何といういいかげんなコンサルタント・・・)
ましてフリーターなんぞに開業資金なんて貸すことなんてありえない話です。いや、そう思うのは、決してだけではないでしょう。
「コンサルタント」と名前がつく人100人に 聞いたら100人とも同じことを間違いなく言うでしょう。「現状では絶対無理です」と。
しかし、それからがこの小池さんは凄かったのです。信用金庫と地方銀行に片っ端からあたることなんと全16行、一つずつつぶしていって、16行目でやっと借りれたとのこと。
もちろん、わたしが手伝った事業計画書を、片っ端からあたっていった銀行の融資担当者の話をもとに徐々に改善あるいは付け加えていったことも大きかったようです。
わたしが手伝った時はA4で10枚程度だったのが、最終で借りれた事業計画書を見ると40枚くらいに膨れ上がっていました。
えっ?銀行の融資担当者は普通はこんな分厚いのは読まないのになぁ~と思いながら、「いやぁ、本当にありがとうございました。」と深々としたお礼までされて感謝されてしまいましたが、こちらがえらく恐縮してしまいました。
こちらがほとんど見捨てて、しかもいいかげんなことを言って感謝されたのは初めてだからです。
「そんな奇跡的な事例を教えてもらって本当にありがとうございました!」と言いたいのはこちらの方でした。
しかし、執念でどうにかなることもあるということか。
のちのち聞いたら、その信用金庫始まって以来の「フリーターに貸した事例」だったのです。
小池さんが電話で問い合わせた時に出てくれた○○信用金庫の担当者が、たまたま「無担保無保証で自己資金がまったくなくても、事業のアイデアが斬新で事業計画がしっかりしているところを支援したい。それが金融機関の本来の使命なんだ!」と強烈に思っている人(本当に希少価値)だったらしい。
だから事業計画書40ページでも逐一読んで、面接で事細かに小池さんに質問していったとのことです。
これはただのラッキーでしょうか。確かにラッキーな面もあるでしょう。しかし、16行も当たったから、その結果「良い担当者」にぶち当たった、とわたしは思います。
「運は動きまくらないとめぐってこない」ってことでしょうか。
ポイント
●資金調達はいろんなことを片っ端から当たってみないとわからない。行動量が「運」を呼び込む
●事業計画書をとことん説得力あるように書くのが肝要
わたしは、会計事務所および経営コンサル会社を中心として長年、資金調達支援(融資のサポート)の担当としてやっていました。何年も事業をやっておられる方以外にも、「脱サラして半年後に開業するんです」というような方が連日、開業のご相談に来られるのですが、そい言う方々にある共通項があることに気が付きました。
これまでの資金調達事例をごらんになっていかがでしたか?
実はこれらの事例はほんの氷山の一角です。
借りることが不可能と思われているような環境であってもちょっとした知識と行動で借りることも可能であるのです。
私は冒頭でも申しましたが『新規開業のサポート』と『資金調達サポート』をやっております。会計事務所と経営コンサル会社勤務の中で長らく資金調達を専門としてきたコンサルタントです。
このホームページを立ち上げた理由。それはとても単純なことです。
「あなたにもできる開業資金の調達の方法を伝授すること」
「あなたにできるだけ早く開業資金を調達していただき早く起業していただくこと」
それだけです。
わたしは長年の開業資金調達支援の経験の中で、自分勝手な判断で(いわゆる我流)で資金調達に失敗してきた方々を数多くみてきました。
「もうちょっと早くこの人と出会っていたら」あるいは「もうちょっと早く相談してくれていたらそんな失敗をせずに済んだのに」と思う事例に枚挙にいとまがなかったのです。
前述した2つの事例は明らかに成功事例で、成功したポイントも列挙しましたが、実は最も大きなポイントがあります。
それは「借り入れにおける正しい常識を身につける」ということです。
えっ?正しい常識っておかしい日本語じゃないの?と思われたでしょうか?
「正しい常識」でなくどこからか仕入れてきた「間違った常識」をうのみにして借り入れにのぞんでおられる方が非常に多いのです。
その中で一番多かった失敗パターンをあげると・・・
知り合いの経営者に相談する
懇意にしている経営者に相談するというのはよくあるパターンです。基本的に世の中の経営者は「これから開業するんです」なんていう人に出会うと、その人に自分の苦労話を一生懸命伝えよう、とする人が多いです。
しかし、その経営者はその人の経験の中でしかモノが言えないにもかかわらず(それは当り前のことですが)、資金調達においてはどこにでも通用するやり方であるかのように教えてしまうこともまた多いのです。
特に開業時に資金調達に失敗した経験のある社長の話は要注意です。なぜ失敗したかの分析ができてないまま「保証協会なんて行っても無駄だ。国金だけにしなさい。」とか「担保がなかったら絶対相手にされない」なんて話を平気でやってしまう人が非常に多いのです。
経営者に相談するなら、自分の経験をきっちり分析できて「あくまで自分の狭い範囲での体験談」であることがキチンと認識できている人の話でないとダメです。
知り合いの税理士に相談する
知り合いの税理士あるいは公認会計士に聞いてその通りやったはいいものの結局一円も借りれなかった。
・・・・税理士は税金のプロ、公認会計士は会計のプロであって資金調達のプロではありません。もちろんこういった専門家の中にもごく一部精通しておられる方もおられます。
しかしほんの一握りであることが現実です。
何の下準備もせずいきなり融資窓口へ行ってしまう
誰にも相談せずに、そして下準備もせずに、いきなり日本政策金融公庫(こっきん)あるいは信用保証協会の窓口に行って、その融資担当者の言うことをそのまま信じてそのとおりにしてそのままアウトになった、というパターンがもっとも多いのです。
「えっ?素直に担当者の言うとおりするのは当たり前のことなんじゃないの?」と思われますか?
言う必要のないことをベラベラ融資担当者に言ってしまって墓穴を掘る人というのがすごく多いのです
(「うまくウソを言わないとダメです」という意味ではありませんので念のため)。
また、担当者によって親切な人とそうでない人の差はすごく大きいです。言ってることは正論だけど堅すぎて融通がきかない人、言葉足らずの人、様々です。
ということは・・・運不運がものすごく多いということです。
また一般に「開業資金の調達」については言われている常識は・・・
・自己資金がないと借入れは絶対無理
・保証人がないと借入れは絶対無理
・サラ金から借入れしていると他から借入れは絶対無理
等々・・・
といったようなことですが、もっともいけない失敗パターンは、上記のような世間一般に「常識」と言われていることをそのまま信じてあきらめてしまうことなのです。
従来から「常識」と言われていることの一部を、さらにあげてみます。
・自己資金は借入れ希望額の1/2が必要だ。
・政府系金融機関と民間金融機関の2つの公的融資を同時に利用することはできない。
・経営状態の良い金融機関に融資を申し込んだ方がいい
・金融機関の担当者はプロなのでいろいろと相談にのってくれる。
・金融機関はあなたの容姿や見た目で判断はしない。
・商工ローンやサラ金からお金を借りてしまうとその会社はいずれ倒産する。
・ブラックリストに載ったら公的融資を受けることは絶対できない。
等々・・・・・
・・・・さて、ここに述べたような思い込みはあなたにはありませんか?
まずはこういった「常識」だと思い込んでしまっていることを完全に捨て去ることが先決です。そしてその上で借入れのノウハウを身につけることが肝要なのです。
さらに詳しいことを知りたい方は以下をクリックしてレポートをご覧ください
「自分で独力で開業資金調達なんてできるのだろうか」
やはり不安があることでしょう。人間誰しも初めての試みには不安を臆するものです。
それが生まれて初めての開業資金の調達となればなおさらではないでしょうか?
しかし、今回お伝えするノウハウは、あくまで素人でも行える範囲のものです。決算書が読めないといけないとか、経理・簿記の知識がないとダメ、とか卓越したプレゼンテーション能力がなかったら使えない、とかいった特殊な能力を要するものではありません。
また長年の資金調達のキャリアが必要なテクニックとかでももちろんありません。 あなたが開業資金調達に必要なもの、それはほんのちょっとのノウハウを身につけ、行動を起こすことだけなのです。
そのノウハウのほんの一部をご紹介すると・・・・・
・金融機関が好む保証人とは?
・絶対知っておきたい無担保無保証人の知識とは?
・金融機関が嫌がる自己資金の見せ方とは?
・絶対知っておきたい必要自己資金額の知識とは?
・現在ブラックリストに載っている場合はどうするのか?
・日本政策金融公庫(こっきん)と信用保証協会どちらを先に利用すればいいのか?
・親切でない(=ハズレの)融資担当者に当たってしまった場合に取るべき行動とは?
・面接で「必ず言わないといけないこと」と「言う必要のないこと」とは
・面接ではこう受け答えする
これらの知識を身につければ、開業資金獲得にグッと近づけるのです。
そこで当社では2つのコースを用意しました。
1.無料電話相談 (←おすすめです)
2.無料メール相談
3.開業融資(日本政策金融公庫・信用保証協会等)の徹底サポート(有料)
「融資を受けることができる可能性があるかどうか」だけなら5分~20分
お話を聞いただけでもだいたいは判断出来ますので、まずはこれをご利用されるのがお勧めです。
あるいは・・・
「わざわざ時間とってもらうほどのことは無いが、ちょっとしたことを聞きたい」
ということでもかまいません。
5分~20分の電話をお聞きして、「融資の可能性があることがわかった」「ちょっとした疑問点がクリアになった」となった場合、それだけで終わっていただいても全然かまいません。
予約無しでいきなりお電話いただければ結構です。
個別事情に合わせた、詳細で具体的なことを時間をかけて聞きたい、ということなら、無料の電話相談が終了後、じっくり後日に検討していただき、面談のご相談を申込んでいただきたいと思います。
最初は「無料電話相談」からぜひ利用ください。
開業融資(日本政策金融公庫あるいは信用保証協会等)についての疑問をメールでお気軽にご相談いただけます。
「今の状況で融資申請が可能か」または「無担保・無保証人での融資が利用できるか」、などの融資申請の初期段階の疑問点を中心にお答えいたしておりますが、それ以外に「ちょっとしたことを聞きたい」ということでもかまいません。
また、この無料メール相談は、おひとり1回のみとさせていただきます
(お問い合わせが非常に多いのでご容赦ください)
こちらのお問い合わせフォームに 必要事項をご記入の上、送信ください。
送信いただいてから、2営業日以内に返信いたします。
3.開業融資(日本政策金融公庫・信用保証協会等)の徹底サポート
85,000 円(税込)+成功報酬(融資実行額の3%~ )
そしてまた、一般論としてのノウハウを一から伝授するのではなく、貴方の現在の状況に合わせて私が持っているノウハウをお伝えして、どういう手順で資金調達を考えるの が最善の方法であり、額としていくら借りれる可能性があるのかまでをはっきりとお伝えすることももちろんこのサービスの中に入っています。
「開業融資徹底サポート」のお問い合わせ、あるいは、お申し込みは、
こちらのお問い合わせフォームからご連絡くださるか、下記までお電話下さい。
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